婚活男性へのエール
大手結婚相談所は別として、当社のような小規模結婚相談所では相談所によりますが、男女比が同じではありません。
当社所属の会員の８割が男性ですが、JBA・BIU・コネクトシップなどの連盟に加入しているため当社会員含め約90,000人の中で婚活していて、男女比率は平均すると男性46％、女性54％です。
お見合い・交際などの婚活は当社会員同士だけではなく、他社所属の会員さんという事になります。
当社では男性会員の割合が高いため、男性会員のサポートが多い事から今回は婚活男性に向けてお話させていただきたいと思います。
婚活男性は傷つきやすい
全ての婚活している人に当てはまるわけではありませんが、婚活男性は数件のお見合い申し込みを断られたり、仮交際の最初のデートや２回目のデート後にお断りされるとSOSの連絡が来ます。
結婚相談所で婚活をしている男性は、基本真面目です。
その真面目さゆえ、自分なりに頑張ったお見合いや、デートなのに結果が伴わないと悲しみと怒りでい
っぱいになる方が多いのかもしれません。
当社女性会員の場合、お断りされた場合
「ご縁が無くて残念ですが、仕方ないですね。これからの戦略をアドバイスしてください」
という感じの連絡を受けます。
もちろん傷ついていないわけではありませんが、「済んだことは仕方がない」と捉えて次のチャンスに
目を向けます。
男性会員の場合
「お見合いで話も弾んだし、相手も楽しそうだったのに何故お断りなんですか？」
「次回のデートの約束もしたのに急にお断りって何故ですか？」
「お断りの理由が価値観の違いってどうゆう事ですか？」
「自分との将来を考えられないって、どうしたらいいんですか？」
こういった内容の連絡が来るのです。
最初はかなりイライラしていたり、不機嫌な様子で話しをされますが、１つ１つ丁寧にお相手とのやり
取りや、状況を聞いていると、段々と自分自身を否定するような発言にかわり、最終的には【自分のよ
うな人間は誰からも好かれないのではないか】という飛躍した落ち込み方をする人が多い気がします。
これだけ落ち込むのならお相手の事をかなり真剣に考えていたのかと聞くと、
「いえ、まだ会ったばかりなので正直まだ相手の事はよくわかりません」と言われます。
男性は婚活でも、仕事でも結果を求めてしまいがちです。
自分自身が本気で惚れ込んだ相手にお断りされたのなら、この落ち込み方は理解できますが、結婚相談
所での婚活では申しみ、お断り、交際、お断りは避けて通れません。
お相手のお見合いスケジュールや、仮交際の人数などによってもお断りされることがあります。
決して本人が致命的なミスをしたり、受け入れられなかったわけではありません。
当社の男性会員は真面目・女性経験が少ない・３０代後半から４０代前半の方の割合が多いのが特徴で
すが、最初から素直に自分の気持ちを話してくれません。
面談や連絡を重ねるごとに、少しづつ仲人に対して信頼を寄せてくると、弱音を吐き出してくれます。
どれだけ親身になってサポートしていても、会員さんが本音を話してくれなければアドバイスの内容が
的外れになってしまいます。
信頼関係が出来上がれば、男性会員さんは素直にアドバイスを受け入れてくれやすいのが特徴です。
「お見合いで断られた事自体が辛いのではなく、会ってもいないのに断られるのが辛い」
「仮交際が決まり喜んだのもつかの間、１回のデートでお断りされ、自分に自信がなくなった」
会員さんが何を悩んでいるのか、何に傷ついているのかをはっきり聞けるとサポートの質が変わりま
す。
婚活は楽しいものでなく、辛い気持ちになる事が多い活動です。
男性は【傷ついたと思われたくない】という気持ちが大きいため本音を引き出すのにはかなり労力がい
ります。
男性は小さいときから「男の子なんだから泣くな」「男のくせに女々しいこと言うな」と教えられてき
た人が多いと思いますが、男でも女でも辛い事は辛いし、泣きたくなる時は泣けばいいんです。
仲人のサポートは相手を紹介する、お見合いをセッティングする事だけではありません。
あなたが本音を言えるようになれば、あなた自身の自己開示力が高まり、的を得たアドバイスをもら
え、これからの婚活がスムーズになるでしょう。
泣くほどつらい婚活も、近い将来人生のパートナーと笑顔で話せる日が来るよう心から願っています。
あなたが【婚活】に迷っているなら
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