理想の結婚相手

いつかは「結婚したい」

 

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」出典

今現在お付き合いをしている人がいたり、恋愛真っただ中の人は、今のトキメク時間を大切にしたい気

持ちや、その先に結婚が見えればいいなという期待があるでしょう。

 

では、今お付き合いをしている人がいない、恋愛も最近していないと感じている人でも、いずれは結婚

したいと考えている人がいます。

婚活を始めるきっかけは、【結婚したい】から始まっています。

結婚には相手が必要ですが、100%自分の理想に合う人は多分いないのが現実です。

初回面談で多かったお相手希望

男性

年齢:自分と同じくらいから5歳から10歳下

学歴:高卒以上

人柄:優しく思いやりがあり、家庭的でいつも笑顔でいてくれる

女性

年齢:自分と同じくらいか、5歳くらい上

学歴:自分と同じか、自分より高学歴

人柄:優しくて思いやりがあり、収入が安定している。

これだけ見ると簡単なようですが、実際はかなり【高望み】な希望です。

最初は普通の方で、価値観の合う人ならいいんです

と言ってた方も、話を聞いていると


「出来れば背の高い人で、スポーツをやってるような人。」

「欲は言いませんが、友達に紹介して自慢できるような女性」

「自分の家族や友達も大事にしてくれる人」

「年収も出来れば600万以上」

「結婚したらすぐに子供は欲しいけど、一緒に海外旅行に行ったり、二人の時間も大切にしたい」


男女問わずお相手に対する細かい希望が溢れてきます。

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」出典

全体の統計で見るのと、実際の希望の結婚にはこれだけ開きがあります。

【結婚】についての現実的な考えはみんなシンプルです。

【理想の結婚】となると相手選びが現実離れしてしまいます。

 

年齢30歳 男性 A

大学卒 年収600万 背が高く清潔感のあるエリートサラリーマン。

性格は社交的で、スポーツ万能。女性のエスコートも上手く休みには家族や友達と集まったり、旅行に行く。

年齢28歳 女性 B

大卒 丁寧にお手入れされた髪に細身のワンピースを綺麗に着こなし、いつも笑顔で周囲からの評判も

良く、お料理や家事もプロ級。

子供が大好きで、一緒にいると癒される。

 

理想の結婚相手を文字にすると、こんな人物像が出来ました。

自分の周囲にこんな人何人いますか?

『結婚相談所で婚活するんだから、妥協はしたくない』初回面談で言われることはよくあります

 

結婚相手に対し妥協と捉えるか、本当に必要なことと捉えるかであなたの結婚生活は大きく変わります。

少し話しがそれますが、私の知人の話をしたいと思います。

旦那さんは50代でご自分で会社をいくつか経営されていて年収は8000万。

都内に億ションを購入し3年前に30代の奥さんと結婚され、2歳になるお子さんと80代のお母様と

4人暮らし。

旦那さんは一代で今の会社を興し、孤軍奮闘で大きくされた方で、ある意味「俺についてこい」という

男気とワンマン気質な方。

お母様は足を悪くされていて車いす生活ですが、専属の看護師さんが住み込みでお世話をされているの

で、奥さんになった方はお母様の介護の必要はありません。

 

旦那さんは

「僕ははどんなに大変でも母親を施設にはやらない。誰が何と言おうと自宅に置いておく」

と常日頃言っていました。

ある時、

「親孝行したいから母を連れてフランスに行ってきました!

もちろん車いす移動だから、母をエルメスに連れて行ったときも僕が
車いすを押して行って母にクロコ

ダイルのバーキンを買ってあげたら、みんなに素晴らしい息子だと言われましたよ~」

とご満悦。

もちろんお母様専用の看護師さんも同行されて、看護師さんが身の回りの世話をされてようです。


「奥さんも一緒に行かれたんですか?」
と聞くと、

「え?親孝行旅行ですよ。連れて行かないですよ~意味ないし。でもお土産に母と同じバーキンを買

 ました。十分でしょ!」

 

旦那さん自身は自分の事を、思いやりがあって優しくて良き夫、良き息子。

経済力もあり家族には何不自由ない生活を与えているとの評価をされています。

お母様の立場からすれば、80代の高齢で初めての海外旅行のフランス。

車いす生活で、日常生活も看護師さんに補助をしてもらっている中、10日間も言葉も通じない、食事

や文化も違う外国に行きエルメスにいってバーキンを買ってくれた息子の気持ちはありがたいでしょう

が、車いすで一人で出かける事も出来ないのに高級バッグが必要でしょうか?

近場で設備の整った温泉に、家族で行ったほうが温かい時間を過ごせたのではないでしょうか?

奥様はこの時どんな気持ちだったのでしょうか?

 

この男性の奥さんは「妥協せずに結婚したのに自分の結婚は最悪!」とおっしゃっていました。

「妥協」って人それぞれ使い方や、捉え方が違いますね。

結婚相手を妥協しないで決めたいと思っている人は、本当にその希望は【妥協】かどうか考えてみてく

ださい。

相手の立場を考え、お互いを尊重し、相手の笑顔で自分も笑顔になれる関係は、どんなにお金があって

も手に入れる事は出来ません。

理想の結婚は、条件がよければ成立するわけではありません。

その理想自体、あなたの価値観で作られているものです。

何年、何十年も続く結婚生活の相手を、どんな条件で選ぶのかは、あなた次第です。

 

 

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結婚カウンセラー/NPO日本家族カウンセリング協会員。 心理カウンセラー/メンタルトレーナー/DNAアドバイザー/病児保育スペシャリスト/幼稚園教師/保母免許保持